ウインナークラブ club awa-dayori osusume

(株)ウインナークラブのオリジナル豚

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幻の豚「中ヨークシャー種」をベースにしたオリジナル4元交配を行っています。

(株)ウインナークラブの精肉、ハム、ソーセージの原料豚は全てオリジナル品種を育てている(有)石井養豚センターが出荷した豚のみを使用し、輸入豚や他の農場から出荷した豚は、一切使用していません。

(有)石井養豚センターの農場は、徳島県と香川県の県境になだらかに広がる阿讃山脈の中腹、標高約450メートルの自然豊かな場所にあります。近藤保臣農場長は獣医師でもあることから、豚のことを知り尽くしているだけではなく、「食べる人」を常に念頭に置き、「健康に豚を育てる」ことを信念として貫くこだわりを養豚の随所で発揮しています。

品種へのこだわり

幻の品種・中ヨークシャー種をベースにしたオリジナル交配種

W(♀) × Y(♂)

WY(♀) × W(♂)

WYW(♀) × D (♂)

オリジナル品種(WYWD)
大型で足腰が強い大ヨークシャー種(W・♀)に中ヨ-クシャ-種(Y・♂)を掛け合わせたメス(WY・♀)に大ヨークシャー種(W・♂)をもう一度掛け合わせ(WYW・♀)ます。さらに赤身が多くて発育の早いデュロック種(D)を取り入れ「WYWD」という「オリジナル豚」(4元豚)を生産しています。
肥育期間はおおむね6〜6.5ヶ月です。
母豚とW(♂)、D(♂)は農場で育成しています。
中ヨークシャー種 (Y・♂)は、以前は自社農場で育成していましたが、現在は人工受精を行っています。
出荷は基本的にはWYWDですが、交配過程中であるWYやWYWを出荷することがあります。

幻の品種 中ヨークシャー種

イギリスのヨークシャー州原産で、大ヨークシャーと小ヨークシャーの交配およびヨークシャー州を中心に飼育されていた白色系の豚との改良によって1885年に成立した品種です。日本では明治39年にイギリスからバークシャーとともに輸入され、昭和30年代には全国の飼養種豚の80%を占めていました。しかし昭和36年にランドレースをはじめ、以降続々と大型種が輸入されたこと、養豚の形態が庭先から多頭飼育になったこと、産肉性や発育が劣ることなどから、飼養頭数はたちまち減少し、現在では天然記念物的存在となってしまいました。

特徴は大きな頭としゃくれあがった鼻で、とても個性的な顔をしています。改良の基礎となった白色系の豚に中国系の血液が入ったためです。この顔の特徴は雑種化されても強く出現します。体型は中型で成豚は150〜200kgで骨が細く、強健性に富んでいるため日本の気候風土にも適しています。肉のロース芯は小さいものの、その肉質はキメ、脂肪の質で優れ、美味な豚肉として評価は高く定着しています。

大ヨークシャー

大型で色白、長方形の体型で足腰が強い。肉質は大型種の中ではトップクラス。㈲石井養豚センターではアイルランド系アメリカ産のミート系を使用しています。

デュロック

1934年にアメリカで品種開発。産肉性が良く、発育と飼料要求率は、数ある品種の中で最上位にランクされています。背脂肪はやや厚くなりやすいものの他の品種に比べ筋肉内へ脂肪が沈着しやすく、シマリがあり柔らかい豚肉を作ることで知られています。

飼料へのこだわり

バイプロダクツ

飼料の一部にバイプロダクツと呼ばれる食品工場の副産物を使用しています。具体的には、パン工場(パン屑)、菓子工場(菓子屑)、豆腐工場(おから)などです。これらの原料は小麦や大豆といった畜産飼料となり得るものが多く、地域内にある食料資源を有効利用することが大きな狙いです。国内の畜産飼料はその多くを輸入に頼り、自国ではコントロールができなくなっています。食料自給率が4割にも満たないのにも関わらず、食品の多くを廃棄している日本にとって大変有効な取り組みだと思われませんか。

使用するバイプロダクツは水で溶いて液状化し、ベースミックスという配合飼料を加えることで栄養成分の調整を行っています。液状化した飼料はパイプラインを通って肥育棟まで流れていきます。液状にすることによって、食べこぼしが少なくなり、豚舎の中に飼料の粉が舞うことが無くなり衛生的になりました。


non-GMO(非遺伝子組み換え)飼料の取り組み

日本の表示制度において、畜産飼料は遺伝子組み換えの表示義務がありません。日本は世界一の遺伝子組み換え作物の輸入国だと言われています。消費現場で遺伝子組み換えした表示を見かけないのは、畜産飼料やたんぱく質の残存しない食品原料(植物油や果糖ぶどう糖液糖など)は表示義務が無いからです。

私たちは2000年から非遺伝子組み換えの取り組みを開始し、とうもろこしと大豆粕は遺伝子組み換えしていないもの(分別)を使用しています(2014年2月から母豚の一部はGM不分別)。

しかし、非遺伝子組み換え飼料は数量が年々減少し価格が高騰しています。このままでは遺伝子組み換えではない飼料の確保が難しくなります。

水へのこだわり

豚は、人間の約2倍の水を一日に飲みます

人間は一日に平均1.5〜2リットルの水が必要ですが、肥育豚はなんと一日に3〜6リットルもの水を飲みます。豚は充分に飲水しないとストレスになり、食欲が低下します。授乳中の母豚は1日に8リットルの乳を出すので、1日で最高32リットル程の飲水量が必要になります。母豚が飲水不足になると子豚の発育が低下します。養豚にとって水がとても大切な要素だと言うことが判ります。

(有)石井養豚センターでは農場の敷地に井戸を掘って水をくみ上げています。2013年にはBMW技術を応用した「生物活性水プラント」を建設しました。自社の堆肥を原料にして、自然石から微生物活動で溶出したミネラルと微生物の代謝産物を含む生物活性水を生産するというプラントです。※BMW技術とは自然生態系の中でのバクテリア(微生物=B)、ミネラル(造岩鉱物=M)の働きに注目し、このバクテリアとミネラルの働きによって、土や水(ウォーター=W)が生成される生態系のシステムを人工的に再現と、制御する技術。


病気対策へのこだわり

抗生物質は、生体重約30?以上は使用しません

豚もさまざまな病気にかかります。その原因は、細菌と真菌による病気(ブルセラ病、炭疽(たんそ)、破傷風、豚丹毒、豚赤痢、サルモネラ症、大腸菌症など)、ウイルスによる病気(豚伝染性胃腸炎、豚インフルエンザ、日本脳炎、オーエスキー病、口蹄疫(こうていえき)、豚水泡病、豚コレラなど)、原虫・寄生虫による病気(回虫症、肺虫症、トキソプラズマ症、コクシジウム病など)、中毒(トウガラシ中毒、食塩中毒、有機リン中毒など)、代謝障害(急性心不全、黄色脂肪症など)です。
  • 日本では第2次世界大戦後の食糧増産政策の中で多頭肥育によって無計画な増頭・密飼いが始まり、豚のストレスが増し、病気が多発しました。初期の抗生物質は抜群の効果を発揮したものの、効き目が落ちるようになってからは種類、使用量とも増加してきました。
  • さらに抗生物質耐性菌や耐性ウイルスも出現し、畜肉を食べる人間にも抗生物質が効かなくなる事態が発生しています。畜肉に残留した抗生物質によって人間の体内で耐性菌が出現しているとの説と、畜肉の耐性菌に感染して抗生物質が効かなくなるとの説がありますが、いざと言うときに抗生物質が効かなくなることや、最強の抗生物質(バンコマイシン)の耐性菌が出現していることは極めて危機的な状況だと言わねばなりません。

(有)石井養豚センターでは、豚の健康や豚舎の衛生管理を強化することで、病気そのものの発生を抑制しています。徳島県では何年間も屠畜後内臓所見で最も綺麗な(病暦や寄生虫の無い)豚肉を生産し続けています。

豚が病気になる原因の第1は、豚は毛がほとんど無く裸同然の皮膚であることです。従って温度と湿度の異常から、肺炎、肝炎、腎炎を発症します。(有)石井養豚センターの豚舎はヨーロッパ型の空調型複合豚舎で、徳島県の気温や湿度を調べ抜いて空調計算して建てています。日本ではパイオニアとなったラジエーターパッド(谷水を利用した水冷式空調。いわば自然の打ち水方式)を採用。それまでは北海道以外で良好な成功例の無かった空調豚舎が、日本の気候でも中小豚舎で可能なことを示す最初の事例になりました。一日の温度差は5度以内になっています。

病気になる2つ目の理由は、豚の頭の良さにあります。三半規管が発達し、30頭までなら個別認識かでき、上下関係を持ち、トラブルの原因を作ります。(有)石井養豚センターではオールイン・オールアウト方式を採用しています。35の群単位で総入れ替えを行い、移動後の豚舎を消毒して使用するため高い衛生管理が実施できます。35のグループには、分娩、育成、肥育の各時期の発育に応じた環境を与えて多頭肥育の弊害を無くしています。また豚の習性に合わせて、海洋ブイ、ボール、鎖などのおもちゃを与えたり、音楽を流したりしてストレス発生を抑えています。

3つ目の理由は、狭い環境と配合飼料にあります。
石井養豚センターでは抗生物質について生体重30?以上は使用しません。ワクチン接種も獣医師である農場長が豚の血液検査などを行い、ワクチンブログラムを組んで必要最小限の投与としています。

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